高校を卒業したら、もう卓球はやらないだろうなぁ。
と考えていても、あなたはいつか必ず、もう一度ラケットを握る時が訪れます。
卓球の魅力とはそういうものです。
高校選手権で燃え尽きる瞬間の感動はあるけれど…
高校で卓球を終わりにするのはもったいないと思いませんか?
高校選手権大会で、団体戦でも個人戦でも、これが最後の試合になってしまうと感じた時、あなたはどうなってしまうでしょう。
完全燃焼できるでしょうか? それとも、こんな中途半端な感覚で卓球部員としての自分が終わってしまうなんてと、残念に思うのでしょうか?
ほとんど卓球だけに捧げてきた学生時代が終わりを告げようとしているその時。
ここで、卓球を終わりにしてしまうのは、もったいないと私は思うのです。しかし、それは随分と月日が経ってから思うものです。
燃え尽きた勢いで
高校で、とりあえず卓球は終わりにしようと考えている選手は、高校選手権で燃え尽きるまで頑張るでしょう。
団体戦で、自分たちの今までの最高の順位まで勝ち進んだりという事があると、選手たちの気持ちは最高潮まで高まります。まさに一球一球に魂が込められた試合になります。それはまさに青春です。
そんな気持ちの高ぶりは、最後の試合が終わった後、勢い余ってしまうこともあるのです。
さよなら卓球、俺の青春
「俺の卓球はこれで終わりだ」なんて思って早まるパターン。
「先輩の試合見て感動しました。俺も表ソフトに変えます!」なんて後輩に言われて感極まって、「俺のラケットやるよ!」なんて言ってしまうのです。
(これは私の実話ですwww その後輩は、私があげたそのラケットを数ヶ月もしないうちに割りやがった(怒))
また卓球が必ずやりたくなる
卓球を引退して、進学したり、就職したり、数年が過ぎると何か物足りなさを感じる自分に気がつきます。
卓球したいなぁ。あいつに電話してみようか…。あ、そうだ、ラケット、後輩にあげちゃったんだ。
なんてことが、あなたにも訪れるかもしれません。
もう一度ラケットを手にしよう
もう、卓球を引退してしまったあなた。
何か日常がつまらないと感じたら、仕舞ってあるラケットをもう一度手にしましょう。
もう手元にラケットがないのなら、再び買ってもいい。
鏡に向かって昔のように素振りしてみよう。
ウェストが少し太くなったと感じたら、再開の機会かもしれません。
家の近くに卓球場があるか調べて見ましょう。
水谷隼選手や福原愛選手の活躍に胸が高鳴りましたか?
リオオリンピックでの日本選手の活躍で、胸がうずうずしたあなた。
市民大会でもあったら卓球部時代のチームメイトを誘って、出場してみるのは最高の同窓会となるでしょう。
高校時代は県大会、全国大会を目指していたら、ただの趣味での卓球では味気なくなるかもしれません。
都道府県の卓球連盟に入れば参加できる大会の情報なども知ることができます。