部活動の顧問が熱心でなく、思ったようなサポートを受けられない場合、あなたならどうしますか?
あなたがもし、卓球という競技でで大きな成功を目指しているなら、その状況を逆にチャンスと捉え、生かして行く道を探るべきでしょう。
顧問の先生が熱心でない自分のチームを強くしたい
現在、教師の過重労働が問題化しています。
そして、部活動の顧問になって夢の続きを見たいと考えているタイプの先生に対して、一部の人々から批判がでているようです。
部員として、今、あなたはどういう意見をお持ちですか?
顧問の先生とあなたを含めた部員達はどういう関係ですか?
情熱を持った協力を得られていますか?
もっと上手くなりたい。
チームとして、全国大会でもっと上位に入りたい。と考えているなら、少しぐらい厳しくても情熱を持った顧問の先生の協力を望んでいるかもしれません。
あなたの所属する部の先生があなたの望むような情熱のある人である場合は一緒に夢を追えるでしょう。
しかし、上記のような理由で、顧問の先生の協力が得られない事もあるでしょう。
「うちの部の顧問なんて、やる気がなくて最低だよ」とあなたは思うでしょう。
そうは言っても、顧問の先生にも家族がいてプライベートな時間が必要である事を否定は出来ません。
現在、教師の加重労働の問題が、メディアでも頻繁に取り上げられるようになっています。
先生に今以上の協力を求める事が、なかなか難しい状況だという事を、部員も把握しておくべきでしょう。
部員だけでも効率のいい練習を考える
もしあなたの所属する部が今、顧問の先生の協力を今以上に頼らない状況ならば、自分達の力でチームを強くしていかなければなりません。
2年半程の部活動の期間は決して長くはありません。
卓球だけに没頭し、学業をおろそかにする事も出来ません。
しかし、部活動とは、放課後、楽しくボールを打って汗を流し、リフレッシュ出来ればそれでいいのでしょうか。
中にはそういう人もいるでしょう。
それも否定はしません。
しかし、それだけでいいのでしょうか。
卓球が本当に好きなら、もっと上を、自分の可能性の高みを目指さないなんて勿体無い話です。
顧問の協力はあてにならない、専属のコーチもいない部の中で、本気で強くなりたいという人間が数える程しかいない場合、自分達で強くなる練習方法を考えていかなければなりません。
- なるべく強い選手と練習する機会を作る。
- トップレベルの選手のプレーを沢山見て自分に足りないものをチェックする。
- 技術だけでなく、トレーニングにより体力の向上を図る
- 常に最新のテクニックや道具の情報を知れるようにしておく。
など、コーチがいなくても出来る事はあります。
練習方法を見直すには、名門校で行われているやり方を最初は真似てみる事も悪いことではありません。
全国大会で優勝常連校の練習方法を、取り入れて、同じようにこなせるようになれば、それは、有名な指導者から教えを受けたのと近い効果があります。
顧問がやる気がない、協力してくれないからと、他人のせいにする事は出来ません。
考え方を変えて、その状況を逆にチャンスだと捉えるべきです。
中途半端な指導者の練習メニューをこなすより、高い目標を持った自分たちで組み上げた練習のほうが格段に実力がつくことに間違いありません。
あなたが仲間達と、チームの歴代最高の成績を上げられたなら、やがて、あなた達を目標に学校を受験する生徒が現れる事もあるでしょう。
そうなれば、素晴らしい事です。