あなたがの卓球が好きな理由は、何ですか?
なぜ、卓球を続けているのですか?
今一度、卓球に対する自分の立ち位置を見つめ直しましょう。
そして、自分のゴールをハッキリさせるのです。
卓球を始めた理由は?
あなたが、卓球を始めた理由はなんですか?
何かのきっかけで卓球を目にして、楽しそうだなと感じたのでしょう。
いくつかの例をあげて、それに照らし合わせて、自分を振り返ってみましょう。
家族が卓球をやっていた影響
日本のトッププレーヤーではこの理由が最も多いのではないでしょうか。
両親ともに卓球の選手だったという影響で卓球をはじめる人。
卓球の強かった親が、子供に卓球選手の道をあてがってあげる場合が多いです。
両親の願いと自分の夢がひとつになる悪くない卓球道の形と言えます。
兄や姉が、卓球部だったので、自分も影響を受けて始めることもあります。
私の場合は逆で、
兄の後輩達がごっそり自分にとっての先輩になってしまう。
運動部には、新入部員への「シゴキ」のような風習も残っていると、勝手に考えていた私は、(実際はそんなものなかったようですが)
報復によるイジメのような事態が怖くなって、小学校のときはクラスで一番強かった卓球だったのに、結局中学の最初に美術部を選んでしまったのです。
めちゃくちゃ気弱だったという思い出話です。
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兄弟(姉妹)で、同じ部活に入るメリット(卓球部の場合)
結局、卓球がやりたくて、2年生の時に卓球部に入部し直しました。
あなたは、こんな失敗はしないで欲しい。
卓球が大好きなら卓球部に入って欲しいし、他にもっと興味があるものがあるなら、そちらを本気でやるのも悪くはありません。
好きな人が卓球をしているから
卓球というスポーツを選んだ理由が、卓球以外の理由の人もいるでしょう。
という理由。
これはわりと多いでしょう。
これも私の思い出話で恐縮ですが、小6の時、同じクラスにいた女子で、卓球とは無縁と思われるその女子が、中学生になって、いきなり卓球部に入部していたということを、自分が2年生になってから遅れて卓球部に入ってから知りました。
その女子は、小6の頃、私らガキが教室で机を並べて卓球に興じていた姿を見ていたはずなので、その影響が少なからずあったのかなと思ったりしました。
もしかして、「〇〇君(私)は、絶対卓球部に入るから、私も卓球部に入ろう」なんて考えたのかも…。
と、一瞬思ったのですが、それは私の妄想にすぎませんでした。
小6の時に同じクラスで、私と机卓球に興じたクラスメイトのひとりは、学区の違う隣の中学で卓球部に入り、地区大会で決勝まで進むという、ちょっとしたスターになっていました。(小6では私の方が強かった。)
そして、卓球部に入ったその女子も賞状をいただくくらいまで勝ち進むほどになっていました。
私はその中学の最後の大会を、レギュラーとは程遠い、「部員のその他大勢のひとり」として、体育館の2階の通路から観戦&応援するという情けない状態で中学の部活動を終えました。
小6の時同じクラスだったその卓球部の女子とは、言葉を交わすこともなく中学時代が終わりを告げました。(とても可愛いこだったので…残念)
1年半スタートが遅れただけで、こんなにも差がついてしまったのです。
しかし、諦めてはいけません。
入部が遅れても、卓球が好きという理由があれば途中からでも頑張れます。
今からでも卓球を始めてください。
その証拠と言ってはなんなんですが、中学生時代に遅れて入部したばっかりに「その他大勢のひとり」だった私も、高校の卓球部に入部すると、同じ中学の卓球部でレギュラーだった部員達3人のうちの2人には実力で上回り、もう1人とはダブルスのパートナーになりました。
中学生の時、Cグループで、1日おきにしか、卓球台を使えなかった私が、Aグループの選手に達に、高校では勝る事が出来たのです。(ドライブ主戦から前陣型に変えたのも要因です。)
話を戻しますが、その女子は、私の行った共学の高校ではなく、別の女子校に行って、高校でも卓球を続けていました。
最初の頃は大会の会場でたまに見かけて、得点表めくりをしているところを見かけたりしましたが、自分らが団体戦のメンバーになり出場しだす頃には、大会で見かけることはなくなってしまいました。
途中で卓球を辞めてしまったのかもしれません。
「好きな人が見ているかも」というモチベーション
高校最後の県大会の団体戦でベスト4を決める戦いで、私は同じ中学から入部したチームメイトと組んだダブルスで、この大会で優勝した高校との対戦で唯一の1セットを取りました。
たったの1セットを獲っただけですが、それでも私たちにとっては、ものすごい事だったのです。
大会が終わって少したってから、こんなことも思いました。
「あの娘は、私たちが優勝チームと対戦していた姿を、体育館のどこかで見ていてくれたかなぁ。」
「好きな人が卓球をしていたから。」
これも立派な理由になります。
最終的に卓球が好きになればいいんです。
卓球選手が素敵で好きになった
福原愛さんや平野美宇さん、伊藤美誠さん、張本智和さん、水谷隼人さんなどなど、今や卓球選手の知名度は相当高くなっています。
テレビで中継されれば、ツイッターでは大盛り上がり。
年末のスポーツバラエティー番組でも楽しい姿を見せてくれます。
そんな卓球のスターたちを見て、卓球を好きになり、卓球を始めたという子供もいるでしょう。
これも、立派な理由になります。
サッカーや野球が大好きというのと全く同じ理由です。
そんな環境が出来つつあるのです。
Tリーグ開幕でこれに勢いがつけば、将来に卓球界ももっと光が見えてくるでしょう。
好きな理由が見つからないと目標が見出せない
強くなるには、ゴール設定が必要です。
ゴール設定をすると、勝手に無意識がそれに向かって、普段の生活をゴールを達成できる人の生活スタイルに変えていってくれます。
しかし、ゴールを達成するには、達成した時の快感を得ようとする意欲が必要です。
そこにはやはり「好き」という感覚が底辺にある事が前提ですよね。
- やらされている
- やらなければならない
- 止められてもやりたい(楽しくて)
どれがいちばんゴールを達成しやすいでしょう。
あなたに中に、「卓球=好き」が、いくつも出てくるのならそれは素晴らしい事です。
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